看護物語

口から食べておいしい笑顔を!

2013.07.01

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4階病棟

4階病棟は急性期の脳神経外科・神経内科・整形外科の混合病棟です。4階の患者様の平均在院日数は11~12日と短く、緊急入院も受け入れています。患者様の特徴として脳梗塞やくも膜下出血で嚥下障害をきたしてしまった患者様や、骨折で寝たきりになりがちな患者様などがいらっしゃいます。また、入院したばかりでせん妄状態になってしまう患者様もおり、入院前よりもADLが低下してしまうリスクの問題があります。患者様が、入院前のADLに近づけるようにどんな看護ができるか考え、4階のスタッフは離床と嚥下にこだわりを持って日々実践し頑張っています。

患者様がいつまでも口から物を食べられることは私たちの願いです。なぜなら、食事は楽しみでもあり、生きがいでもあるからです。しかし、高齢の方や脳神経の障害をもつ方には飲み込みの機能が低下し、食事ができなくってしまうこともあります。また、麻痺や筋力低下など身体機能が低下することで寝たきりの状態になってしまうことがあります。

例えば、脳出血の患者様は、血圧管理が必要なため安静が必要となってきますが、長期間の安静によって、廃用症候群のリスクがあります。また生活リズムが崩れ、せん妄の危険性もあります。そのため、症状に応じて早期の離床が必要です。しかし、嚥下機能や筋力低下・麻痺は、訓練によって回復する可能性があります。そこで、4階病棟では嚥下体操・離床を積極的に行なっています!

昼食前にデイルームに集まった患者様は、みんなで一緒に顔を合わせて体操をすることで五感への刺激になりいきいきと体を動かしてくれます。そして、おいしい笑顔を見せてくれます。急性期である今、このように早期の離床、経口摂取への援助を行うことでその後の患者様のADLの向上を助け、また、患者様自身の治療への意欲、生きることへの楽しみにもつながっていきます。

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入院中の患者様が少しでも笑顔で療養生活を過ごせるよう、これからも4階病棟スタッフは様々なことに取り組んでいきます!