看護物語

自宅で暮らす。そのあたりまえを支えて

2010.09.01

汐田総合病院 7階病棟

『家族に包まれ甦った会話』

004長男夫婦と同居しているMさん。入院中家族は毎日面会した。お母さんの興味持つことを探して、何かのきっかけで少しでも良くなってほしいという思いがひしひし伝わってきた。ラジオを聴いた。写真を見る。おかめのお面をもってきた。おどけてつけてみせた。ある日、大事にしていたお人形を持ってきた。かつて、若かりし日、子守をしている自分がいた。子守唄を歌い、顔をなで、髪をとかし・・・。お話をするきっかけとなったでき事だった。とてもいいお顔だった。

待ち焦がれて、Mさんはとびっきりの笑顔で退院したMさんは一日中目が離せないはず。Mさん中心に毎日が過ぎているはず。介護疲れは?これからも
長い期間続く介護の二人三脚だから。お宅にお邪魔してみよう。部屋に目立つような張り紙。自宅でのMさんは入院中には見られなかった穏やかな表情だった。家族に包まれることがこんなにすごいことなんだ!訪問した私(看護師)の話に、うなずき「そうだよね。」とうなづく。

すごい!!会話ができていた。